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ライブ撮影におすすめなレンズや一眼レフカメラなどを紹介します
今回、知り合いの方のお陰でライブの撮影をする機会を頂くことが出来ましたので、ライブで写真撮影することが出来ました。
撮影させて頂いた写真もインターネットに自由に上げても大丈夫との確認許可を頂けましたので、ブログの記事としても書くことにしました。
撮影させて頂いたバンドは、鴉(からす)という秋田発のスリーピースバンドになります。なので、先にちょっとだけ、こちらのバンドの紹介だけさせてください。
闇金ウシジマくんの主題歌の「巣立ち」が有名
自分自身もドラマ「闇金ウシジマくん」を見たことによって知りました。
他のPVもいいので、Youtubeからでも見てみてください。
ライブ撮影をするなら、オススメはフルサイズカメラ
ライブの撮影は、暗いことが多いので基本的にiso感度を結構上げて撮影する必要性があります。iso感度を上げて撮影するとセンサーサイズがaps-cの一眼カメラだと、センサーサイズ的に高感度の耐性は、フルサイズのカメラと比べると結構落ちてしまいます。
フルサイズのカメラでも、iso感度を上げるとそこそこノイズが気になることもありますので、ノイズが気になる方は、aps-cサイズのカメラではなく、フルサイズのカメラにしておくほうが無難です。
現在は、昔と比べて10万円代からでもフルサイズの一眼カメラを購入することが出来るようになりましたので、これからカメラを始められる方でも思い切って、フルサイズカメラから始めたほうが買い替えすることがなくなると思います。
CANON機の一眼レフカメラのおすすめは、こちら
中には、10万円を切るフルサイズカメラもあります。
お金に多少余裕があるなら、新しいこちらのカメラがおすすめです。
Nikon機の一眼レフカメラのおすすめは、こちら
10万円切りたいなら、D610がベスト
もう少し金額出せるなら、D750
4544万画素大きな画素が欲しいなら、評判のいいD850もありです。
SONYのミラーレス一眼カメラなら、こちら
20万円掛かりますが、このカメラは非常にコスパがいいです。
高いカメラになりますが、こちらは最高スペックのカメラです。
ライブ撮影をするなら、ズームレンズがオススメ
ライブハウスで撮影するなら、一眼レフカメラを購入した時についてくるようなキットレンズでは、かなり厳しい撮影になります。元々のF値が暗めなのに、ライブハウスは暗いので、もっとiso感度を上げて対応するか、シャッタースピードを落として対応するしかなくなります。
シャッタースピードを落としすぎると、手振れ以上に被写体ブレの方が気になるので、キットレンズはなしです。
かといって、単焦点レンズなら、F値も低くていいのですが、ライブハウスでの撮影はあまり自由に移動することが困難だったりするので、ズームレンズの方が色んな構図で撮影しやすくなるため、ズームレンズの方がいいと感じました。
写真に適している場所には、お客さんがいるので、単焦点レンズだけでの運用はかなり厳しいです!
ライブハウスで最適なレンズ
ライブ撮影で最適なレンズは、大三元レンズが一番です。
大三元レンズとは、F値が2.8通しのレンズで、16-35mm,24-70mm,70-200mmのF2.8通しレンズなら、ベストな写真撮影をすることが出来ます。これ以外のレンズは、お金がないっていう場合、妥協して買うレンズになります。
Canonなら、こういったレンズになります。
今回、撮影に使ったレンズは、16-35mm f2.8と70-200mm f2.8になります。
ライブ撮影は、カメラ2台持ちがおすすめ
ライブは、暗いのでいちいちレンズを交換するっていうのは難しいです。
70-200mmを付ければ、だいたいの写真を撮影することが出来ますが、広角側の写真も欲しかったりするので、そういう時、もう一台カメラがあれば、レンズ交換せずに撮影し続けることが可能です。
今回の撮影では、一眼レフカメラ2台持ちで撮影したため、今回は両方の写真を撮影することが出来ました。
一眼レフカメラを2台持ちで撮影するなら、こういったストラップを利用するのがオススメです。
前に大阪城ホールでライブを見た時のプロカメラマンの機材を見てると、24-70mm f2.8と70-200mm f2.8を利用してて、カメラは5D makr4か5D mark3どっちかの2台持ちだったので、クオリティ考えるとこれぐらいの機材が一番ベストな選択な感じだと思いました。
大三元レンズは、AF速度が早いとかそういったところも良かったりします。
ライブ撮影の一眼レフ設定
基本的には、マニュアルのみで撮影するといいかと思います。というか、自分は撮影モードをマニュアル以外から変えたことがないです。マニュアルモードが難しいと感じる方は、シャッタースピードとF値だけ自分で決めてから、iso感度はオートにするっていう方法もあります。
シャッタースピードに関しては、1/125以上で撮影することが出来れば、手振れも被写体ブレもそこまで起きずに撮影することが出来るんではないかと思います。必要に応じて設定を変えて撮影するようにしてみてください。
F値は、基本的に開放で構わないですが、変えるのは自由です。
iso感度は、出来る限り最低で撮影するとノイズが少ない写真になります。フルサイズのカメラなら、iso6400までなら、撮影していてもそれほどノイズの粗が見えないと思います。
ライブ撮影の心掛け
撮影依頼で行ったとしても、撮影することが一番の最優先事項ではなく、お客さんがライブを楽しんでくれることが一番重要なことなので、お客さんの邪魔にはならないように写真撮影をしないといけないと考えてます。
なので、邪魔にならない位置から写真撮影をするようにしました。
実際にライブハウスで撮影した写真
今回、自分が撮影にしようしたカメラは、ミラーレス一眼カメラα9と一眼レフカメラ1D Xになります。
使用したレンズは、こちら
1/60 秒。 f/4 16 mm
これは、ほぼ一番前から撮影した写真になります。リハーサル中に少し撮影させて頂きました。ライブ中は、こんな前に行くことは出来ません。
1/200 秒。 f/2.8 102 mm
1/125 秒。 f/2.8 15 mm
滅多に使うことない魚眼レンズを一応持っていきました。結果的に出番はあまりありませんでした。
1/100 秒。 f/2.8 16 mm
お客さんの邪魔にならない端ので、上から撮影しました。結構、ハイアングルからの撮影はいいと思いましたが、一眼レフだとピントを合わせにくいですね。
1/80 秒。 f/2.8 16 mm
今回の撮影では、許可をもらって基本的には照明などを弄るところまで、行って撮影してました。会場によって、距離は離れているのかもしれないですが、ここからの撮影だと70-200mmのレンズがあれば、結構写真撮影することが可能です。
1/200 秒。 f/3.2 95 mm
3人が映っている写真が多めに欲しいっていうことでしたので、なるべく3人多めで撮影しましたが、ドラムは、位置的に後ろの方ですし、結構スモークが出てたので、ドラマーは一番撮影しにくい楽器かもしれません。
1/160 秒。 f/2.8 200 mm
1/200 秒。 f/2.8 117 mm
1/200 秒。 f/2.8 93 mm
基本的には、望遠レンズが大活躍します。
1/100 秒。 f/2.8 85 mm
1/250 秒。 f/2.8 126 mm
ライブの撮影は、動きが結構激しいので、がんがん撮影枚数を重ねて写真を撮影して、後で選別する感じがベストです。
1/250 秒。 f/2.8 70 mm
ライブ撮影まとめ
ライブハウスでの撮影は、今回で初めてでした。
普段から色々撮影してても、初めての撮影は、勝手が違いますね。ライブは、一瞬一瞬の動きも速いので、ある程度連射をして撮影すると、いい写真を抑えることが出来るんじゃないかと思います。
もっと、様々な写真を撮っていけたらいいなって考えてます。また機会があれば、撮影したいですね。
今回、撮影させていただいたバンド「鴉」さんのホームページは、こちらです。