SONYのα9リアルタイムトラッキングについてレビュー
遂に待ち望んでたソニーのα9の大型ソフトウェアアップデート第一弾が3月25日に来て、当日アップデート後、3日ほど毎日α9で写真撮影し続けてみましたので、さっそく感想レビューを記事としてまとめ上げることにしました。
今回、α9にアップデートが来た内容は、「進化した瞳AF」と「リアルタイムトラッキング」になります。
まずは、「リアルタイムトラッキング」についてをまとめることにします。現在、ソニーのミラーレス一眼カメラで、この機能が搭載されているカメラは、α6400とα9のみとなります。
ソフトウェアのアップデートは、α7IIIやα7RIIIにも繰る予定ですが、この「リアルタイムトラッキング」は、搭載されないようで、暫くはこの2機種のみでしか利用することが出来ませんん。
今まで、α9を1年以上使い続けて来ましたが、このカメラを使い出したことによって、一眼レフカメラは、ほとんど使わなくなってしまったぐらい良かったカメラですが、今回のソフトウェアアップデートのお陰で更にレベルが上がったカメラと変化してくれました。
ピント精度が劇的にアップ
以前から、α9はピント精度がかなり高かったですが、よりピント精度とAF速度がアップしたと感じられました。勿論、使うレンズなどにもよるのとF値によって変わってくる部分もあるかと思いますが、今回F2.5でガッツリピントが来てる写真ばかりを簡単に撮影することが出来ました。
ピントを合わす作業は、カメラ任せにすることが出来るので、かなりスムーズに撮影することが可能です。瞳AFも割り当てしなくても、勝手に発動してくれますし、かなり食いつきも素晴らしい感じです。
このカメラを使ったら、もう一眼レフカメラには戻りたくないと感じるぐらい簡単に撮影させてもらうことが出来るようになりました。
リアルタイム瞳AFの進化について
ポートレート撮影では、手前の瞳にピントを合わせたいですが、前までは左右どちらの瞳にピントを合わせるかを選択することは出来ませんでしたが、アップデートされてからは任意でどちらに合わせるかを選択することが出来るようになりました。
そのため、自由に選択することが出来るようになったため、簡単に手前の瞳にピントを合わすことも可能です。
基本的には、オートでもかなりいい精度で手前側に合わせてくれますが、たまに違う場合があるので、その時だけ変更する形にしてます。
SONY α9のアップデートまとめ
元々、α9は凄いスペックのカメラで良かったですが、今回のアップデートによってさらにいいカメラと進化しました。
これだけ変化してれば、普通のメーカーなら新しい機種を販売したりするぐらいだったりしますが、これをアップデートでしてくれるところは、出費もないのでユーザーとしては有り難いですね。
まだ、数日しか使ってないので、これからどんどん使っていこうと思ってますが、最近サブ機として、購入したα7IIIは一度も撮影に使ってなく、今後もα9が故障しない限り使わないんじゃないかと思うぐらいパワーアップしてしまいましたw
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