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24-105mm F4 DG OS HSM sigmaズームレンズのレビュー
SIGMA 標準ズームレンズ Art 24-105mm F4 DG OS HSM は、焦点距離24-105mmのズームレンズでありながら、F4通しのレンズになります。便利ズームでありながら、解放からしっかり解像するレンズです。
旅行やスナップで1本だけで色んな写真を撮影したいなら、こういった焦点距離を様々に変更出来るズームレンズは便利です。
今回は、主にコスプレ撮影で利用した感想を書いていきたいと思います。
24-105mm F4 DG OS HSMの基本スペック
・最短撮影距離0.45m
・F4通
・フィルター径82mm
・重量885g
・価格 8万円代
重さが、885gとそこそこの重量になりますので、軽いレンズがいい方は少し向かないかもしれないですが、これぐらいの重さなら普通に1日中使っていても疲れません。
レンズの作りはよく、しっかりした感じになってます。
実践で使った感じ、F4の開放で全ての焦点距離で撮影しても、解放からシャープな写りをしました。ただ、解放だと周辺減光が結構はっきり出ます。この辺は、あとから編集したら問題ないので、RAW現像する人には、全く問題がないです。
F4ぐらいだと、ピント外れはほぼなくピントが合ってる写真ばかりになります。ピントがよく外れている場合は、一眼レフカメラとレンズとの組み合わせが悪いと思うので、一度しっかり調整したほうがいいかもしれないですね。
24-105mm F4は、各社の選択肢が多い
・sigma 24-105mm F4 DG OS HSM(ニコン、キヤノン、ソニー、シグマ)
・FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105G(ソニー)
・EF24-105mm F4L IS II USM(CANON)
ソニー、キヤノンユーザーは、同スペックのレンズを選択することが出来るので、迷う所だと思います。
FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105G(ソニー)のスペック
・最短撮影距離 0.38m 〇
・防塵防滴 〇
・重量 663g 〇
・フィルター系 77m 〇
・24-105m F4通し
・価格 14万円代 ×
シグマの24-105mと比べると、ソニーの方が上位のレンズになると思いました。特に重量が663gっていうのは、普段使いには最適な重さで便利ズームレンズだなって感じます。実際に軽く使ってみたこともありますが、AFも非常にスムーズに合いますしいい感じでした。
問題は、価格の高さぐらいですね。
予算さえ許せば、24-105mmならこのレンズをオススメしたい所です。
EF24-105mm F4L IS II USM(CANON)のスペック
キヤノンの24-105mmは、1型と2型があるんですが、今回は2型で見てみます。1型では、F4で望遠側で撮影すると、ちょっと解像不足でした。
・最短撮影距離 0.45m
・防塵防滴 〇
・重量 795g △
・フィルター 77mm
・価格 11万円台 △
・手振れ補正 約4段
シグマのレンズと価格は、少し高くなって重量が少し軽くなった感じっていうところですね。旧型よりも解像感はあがってますので、旧型を購入するぐらいなら、こっちが良さそうですね。シグマと比べて大きな差はないので、どちらを選んでもいいかなと思います。
純正のLレンズが使用したいか、コストパフォーマンスでシグマを選ぶかは、人それぞれになりそうですね。
24-105mm F4 DG OS HSMのコスプレ撮影作例
使用カメラは、Nikon D800E
レンズは、シグマの24-105mm F4 DG OS HSM使用の作例になります。
1/200 秒。 f/4 24 mm iso200
焦点距離24mmから使うことが出来るため、広角は24mmもあれば十分
1/160 秒。 f/4 24 mm iso320
1/160 秒。 f/4 62 mm iso320
F4だとボケ感は、少ないのでボカしたい場合は、もっと望遠側を利用した方がいいです。
1/200 秒。 f/6.3 24 mm iso200
1/125 秒。 f/4 38 mm iso640
シグマ 24-105mm F4 DG OS HSMのまとめ
レンズ、1本だけで撮影を済ませたい時やあまりその場から動けないような撮影の時は、こういった焦点距離が長いズームレンズは、便利ですが自分的には中途半端なレンズだと思います。
基本的な撮影は、レンズは2本以上持っていくことが多いので、こういった便利ズームはどんどん使うことがなくなりました。
撮影するジャンルによって、使い勝手は変わってくると思います。